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平成28年3月27日 担当委員が受講生の前で蹲踞を組んでいくという、見学型の講習会が開催されました。
組み上げた蹲踞は、向鉢・中鉢・鉢前(縁先手水鉢)の3形式でした。まず講習に先立ち、蹲踞を組む作業に立ち会う事が初めての方にも理解しやすいように、テキストが配布されました。
また、お茶事における蹲踞の使い勝手を理解しやすいように、湯桶・手燭・手杓などの道具が用意されました。
作業は前石から手水鉢、役石の順に据え付け、各工程が出来上がるごとに作業を止め、説明を加えながら進行しました。
まず前石と手水鉢を据え付け、その関係性が適切かを確認しました。次に役石に湯桶や手燭をあてがい、使い勝手を確認しながら蹲踞を組み上げていきました。
作業を通して再認識したことは、蹲踞が「用」と「景」を兼ね備えた石組み構造であるということです。
参加者の皆様にとって大変有意義な講習会であったと思います。
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